前回、双子の名付け方についての記事をアップしました。
今回はそれに関連して、私、ミハスがどのようにして双子の名前を決めたのか、その経過についてご紹介していこうと思います。
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1.重視したこと
ミハスが双子に名前を付ける上で重視したことは3つあります。
(1)姓名判断
信じるか信じないかは別として、ミハスは占いサイトを見るとついついやりたくなっちゃうタイプの人間です。
良くも悪くも結果はすぐ忘れるけどね
血は争えないということで、もしかしたらミハス家の子どもたちも、自分の姓名判断の結果が気になって調べることもあるかもしれません。
せっかくならいい結果が出る方が嬉しいよね!
ということで重視しました。
2人の間で違い(差)が出るのが嫌だったので画数を揃え、姓名判断では2人とも同じ結果が出るようになっています。
結果の良し悪しでマウント合戦が始まったら目も当てられないなと…
(2)止め字揃え
「名前を関連付けるのは、双子それぞれの個性を尊重していない」という意見もよく聞かれる双子の名付け。
しかし私は、止め字揃えにしました。
双子に限らず同性の兄弟であれば、同じ止め字を使うことを選択していたと思います。
その裏には「公平でいたい」という気持ちがあるからです。
子どもの性格にもよるとは思いますが、あまりにも名前が違うと、「そっちの名前が良かった!」と思わせてしまうのでは、と考えた部分もあります。
もちろん、これは私の考え方で、正解は多分ないし、いろんな考え方があっていいと思っています。
ちなみに、ミハスの甥である、甥一郎・甥次郎も止め字揃えです
(3)3つの「やすさ」
・読みやすさ
我が家の双子、つぶとこつぶは一卵性なので、見た目が似ていることから名前を間違えられるのは致し方ないことかなと思っています。
私はこつぶの方です
と訂正しなければならない中で、一発で読んでもらえない名前にすると、もう一段階訂正しなければならない場面が増えてしまいます。
そのため、読みやすさは重視しました。
・書きやすさ
これから先、入園・入学準備などで記入しなければならない書類がたくさんあります。
「本人たちが書きやすいように」という理由だけでなく、うんざりするほどの量の書類を親が書きなぐる上でも、書きやすい名前を意識しました。
具体的には、多過ぎない画数にすること、複雑な漢字を避けることです。
・覚えやすさ
耳馴染みのない名前は発声しづらかったり覚えられにくいことが多いので、あえて「オンリーワンの名前」などにはこだわらないようにしました。
名前ランキングの上位に入っている名前も、他のお子さんとかぶってしまう可能性が高くなってしまうため避けました。
上位に入っている名前は大勢の人が付けるだけあって、かわいい名前も多いんですけどね
2.名付けの流れ
では実際に、ミハスがどのような流れで名前を付けたのか、順を追って説明していきます。
手順1.名前事典で、苗字と相性のいい画数を調べる
ここでは、ミハスが持っている名前事典を参考にします。
例えば『綾部』さんだと、1字名で相性のいい画数は6画、10画…、2字名は2画・4画、4画・3画…の組み合わせになります。
これを紙に書き出します。
名前を3文字にしたい場合には、2字目と3字目を足して、2字名の2字目の画数になるように調整します。
例としては、2字名で10画・15画の場合だと10画・7画・8画(7+8=15)や、10画・5画・10画(5+10=15)などです。
手順2.サイトで調べる
手順1で書き出した画数ですが、総格・天格・地格・人格・外格の全てがよいものであるとは限りません。
総画で見たら大吉でも、外画で見ると凶という組み合わせもあるのです。
さらに、流派によっても見方が異なります。
そのため、複数のサイトに「苗字+画数に応じた適当な名前」で打ち込んでチェックしていきます。
絶対安静の双子妊娠中だからこそできる最高の暇潰し
ここでイマイチな結果が出た画数の組み合わせは切り捨てました。
サイトによっては、仕事運や家庭運などの結果まで表示されるものもあります。
手順3.相性のいい画数の漢字を紙に書き出す
次に、名前事典の「画数でえらぶ」ページを開き、手順1で挙がった画数の漢字を紙に列挙します。
この時点で、「あまり名前に使いたくないなぁ」という漢字は書かないor消します。
例えば6画なら、光、旭、朱、凪などは名前として使用すると素敵ですが、叫、肉、忙などの漢字は名付けには避けたいところです。
漢字一覧はインターネットなどで調べてもいいのですが、人名に使えない漢字もありますのでご注意ください。
ミハスは「書きやすさ」「字のバランスの取りやすさ」などを自らチェックするために紙に書いたけど、スマホとかパソコンを使うなど、自分のやりやすい方法でOK!
手順4.2字名、3字名にする場合、書き出した漢字をひたすらくっつける
4画・3画の組み合わせを例にします。
4画には、心、友などがあります。
3画には、也、士などがあります。
これらをそれぞれくっつけてみると、「心也」「心士」「友也」「友士」が完成します。
この4画・3画を入れ替えて3画・4画としてしまうと相性のいい画数ではなくなってしまう場合があるので要注意
手順5.候補を絞る
ひたすらくっつける作業が終わったら、名前の響きや文字のバランス、漢字の持つ意味などを調べて、バッサバッサと候補外の名前は切っていきます。
ミハスは「止め字」を揃えたいと思っていたため、揃いそうにない漢字も切りました。
手順4の例で言うと、「心也(しんや)」と「友也(ともや・ゆうや)」は読みとしても違和感がなく、止め字が一緒。
さらにそれぞれの1文字目を抜き出すと「心の友」となり、ふたごがいつまでも心でつながり続ける友達のような存在でいられますようにと願いを込めて…と、いかにもな由来まで思いついてしまいました(笑)
「止め字」は「添え字」とも言うよ
手順6.絞った候補のみを再度書き出し、意見を聞く
書き出していく段階で、自分の中ではいくつかの組み合わせに絞られていきました。
しかし先入観は入れずに判断してもらいたかったため、それらは一切口に出さず、パパとなる団長に
この中だったらどれがあり?
と尋ねました。
名前がたくさん書かれた紙を手にし、名前を1つずつ口に出して響きを確認する団長。
頻繁に名前を呼ぶのは我々パパ・ママなので、とても大事な作業です。
これはないな
あ…あぁ…(それいい名前だと思ってたのに)
手順7.ひたすら悩む
あとは任せる
任せられた…
名付けのプレッシャーを感じながら悩みに悩んだ末、最終的にミハスが一番しっくりくる止め字揃えの名前を選びました。
3.どちらにどの名前を付ける?
双子妊娠がわかってから買った本の中の1つで、「双子の名前を五十音順にしなかったこと」について言及されていました。
正直、五十音順について全く考えていなかったので、目から鱗でした。
同時に、五十音順にしようと思いました。
双子に姉・妹を意識させるためではなく、便宜上そうした方がいいかなと思ったからです。
なので、先に生まれたつぶには五十音順で先に来る方の名前を、こつぶには後に来る方の名前を付けました。
五十音順についての考え方は人それぞれで、「双子の名付け」の記事でも少し紹介しています。
4.実際に名付けてみて。周りの反応は?
止め字揃えですが、「まぎらわしい」と言われたことは今のところないです。
双子らしくていいね!
と言ってもらえることの方が多いかも。
「双子の名付け方」についての記事でも触れていますが、確かに「双子と言えば名前もそっくり!」というイメージを持っている方も少なくないと感じました。
ただ、「普通に読める漢字」を使ったつもりだったのですが、友人の1人から「読み方がわからない漢字だった」との指摘を受けました。
この漢字は常用漢字ではなく人名用漢字なので、日常的に使う機会はほとんどないかもしれません。
私基準で「読める」だったのですが、今までその漢字を目にしたことがない人は読めない場合もあるよな〜と考えさせられました。
でも私は自分が付けた双子の名前を気に入っているし、後悔は一切ありません!
5.おわりに
今回はミハスがどのように名付け方をしたのかについて書いてみました!
パパ・ママが悩んで悩んで悩み抜いた末に付けた双子の名前は、きっと素敵なものであるに違いありません。
もし双子の名前について何か言われたとしても、「それはその人の考え方」ということで気にする必要は全くないと私は思っています。
たくさん双子の名前を呼んで、振り向いてくれる我が子の愛おしさを感じながら、明日もまた双子育児を頑張っていきましょう!
それでは!
<名前が決まったら、お七夜に間に合うように命名書のご注文を忘れずにどうぞ!>
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