生まれた子どもたちへ、親からの最初のプレゼントである「名前」。
「子どもができる前から決めていた!」と言う方もいれば、「出生届の提出期限ギリギリまで決まらなかった」と言う方もいるでしょう。
特に、「双子だからこそ悩んだ」という方も多かったことと思います。
ということで今回は、双子の名付け方についてクローズアップしていきます!
・これから双子の名前を考えようとしている方
・双子の名前がなかなか決まらず迷走している方
・みんながどうやって双子の名前を決めたのか気になる方
・双子ではないけど、兄弟姉妹で名前を揃えたい方
お名前の例も挙げているので、是非参考にされてくださいね♪
では、早速見ていきましょう。
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1.双子の名前、誰が決める?
名付けと言えば、アニメ「クレヨンしんちゃん」のひまわりの名付けシーンが真っ先に思い浮かぶミハスです。
ひろしの父母、ひろし、みさえ、しんのすけの5人がそれぞれ付けたい名前を紙に書き、それを紙飛行機にして飛ばして、一番長く飛んでいたものに決定するというやり方で、しんのすけの考えた「ひまわり」に決まりました。
とてもユニークで面白い名付け方法ですよね。
実はこの名前、一般公募された中から選ばれたものなんだよね
ひまわりの名付け親はしんのすけですが、双子の名前は誰が決めることが多いのでしょうか。
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(1)夫婦2人で
「2人の子どもたちだから、2人で考えて名付けたい」と思う夫婦は少なくないでしょう。
「夫婦であれこれ言い合いながら名前を決める時間は、とても幸せで楽しかった」との声が聞かれる一方で、「夫婦で決めたかったけど、夫は無関心で何も考えてくれなかった」という残念なお話も。
名前は一生モノなので、ママが望むならパパもとことん付き合って素敵な名前を考えられるのが理想ですね。
(2)ママ
「お腹の中で育てるのも、産むのも母親!」ということもあって、ママが決めることも多いようです。
「自分だけで決めたようにはしたくないから」と候補をいくつか挙げてパパにプレゼンテーションしながら、自分の希望の名前に誘導するという策士なママもいました。
(3)パパ
「親になった実感や自覚を持たせたくて名付けはパパに!」
これは「なるほど~」と思いました。
パパは妊娠してお腹が大きくなることもなければ、出産に伴う痛みも体感できないので、自分の子どもが生まれたという実感が湧きにくいと言いますよね。
パパ自身が名付けることで、より早く深い愛着を持ってくれそうです。
(4)おじいちゃん・おばあちゃん
「病床に伏すおじいちゃんが考えてくれた名前を付けた」というエピソードを語ってくださったママがいました。
子どもの名前を呼ぶたびにおじいちゃんの姿を思い出して、あたたかい気持ちになれそうですね。
また、「伝統的に、祖父母が名前を付ける」という家系もあるようです。
パパとママが全面的に賛成しているのならいいのですが、メインで子どもを育てていくのはママなので、ママの気持ちは大切にしてあげてほしいものですね。
(5)その他
・上の子に決めてもらう
双子の妊娠・出産で、上のお子さんになかなか手をかけてあげられず、悩むパパ・ママも多いように感じます。
双子の名付けを任せることで、「自分が弟(妹)たちの名前を決めたんだ!」という満足感にもつながり、よりかわいがってくれそうですね。
仮面ライダーやプリキュアの名前を付けようとして却下される様子も目に浮かぶね
・神社に相談
神社に命名を依頼すると、よい画数やよい意味を持つ漢字を選んでもらえるため、安心感がありますね。
ただ、選んでもらった名前が気に入るかどうかはまた別の話。
初穂料(料金)を納める必要があり、これは神社によって金額が異なります。
・占い師
第三者から名前の提案を受けたい場合や懇意にしている占い師がいる場合に利用するようです。
画数にこだわりたい場合には、姓名判断に詳しい占い師に頼るのも手かもしれませんね。
ほかにも、宗教組織の上層部の人から命名されるケースなどがあるようです。
2.双子の名前、関連付ける?関連付けない?
ミハスの中学の同級生に、一卵性の男の子が1組、二卵性の女の子が2組、二卵性の男女ミックスが1組いました。
1学年250人程度だったので、双子率は比較的高めだったと言えるかもしれません。
この4組の双子の名付けについて見てみます。
一卵性の男の子は、①「正樹」「直樹」
二卵性の女の子は、②「茜」「葵」、③「亜弥」「亜衣」
二卵性男女ミックスは、④「幸平」「歩実」
①は止め字で揃え、それぞれの1字目をくっつけると「正直」に。
②色の「あか」と「あお」が入っている。
③1字目を揃えている。
④一見関係ないように思えるが、それぞれの1字目をくっつけると「幸せに歩む」とも取れる。
このように、恐らく4組すべて、関連性を意識して名付けられたのではないかと考えられます。
※名前にはフェイクを入れていますが、特徴は同じです。
一方で、ネット上でアンケートを取った結果、「関連付けない」とする意見も多く聞かれました。
この章では、関連付ける派と関連付けない派の考えをそれぞれ見ていきたいと思います。
↓ミハスが独自にアンケート調査を行った結果はこちらから↓
(1)関連付ける
・「せっかく双子を授かったんだから」と思い、関連付けた
・「いかにも双子!」という感じの名前に憧れていた
・名前から「双子の絆」を感じてくれたら嬉しい
・格差を生まないために、同じ意味を持つ漢字を使った
・どちらへも同じ愛情を持っているから、同じ意味を持つ漢字を使った
・似た名前にして間違えられるのはかわいそうだから、つなげて意味を持つ漢字を使った
・家族全員の名前と見比べた時に、漢字や音の響きで疎外感を感じさせるのが嫌だったため、双子で似ている名前を付けた
・ペア感のある名前の方が覚えてもらいやすかったり、片方だけ思い出してもらえなくて悲しい思いをしにくいと考えて止め字を揃えた
・双子だけでなく上の子とも揃えた。「全員が大切なうちの子!」という思いも込めているし、「大人になってからも、全員仲良しでいてほしい」という願いも込めている
・二卵性で顔も性格も全然違うから、名前だけでも双子感を出したかったし、関連付けて良かったと思っている
ミハスは関連付けたこともあって、関連付ける派の意見は全部わかるなぁ~
(2)関連付けない
・双子と言えども別の人間だから
・名前が似ていると間違われやすいと思ったから
・名前が似ていると親自身もセットで考えてしまいそうだし、周囲からもセットで考えられてしまいそうだから
・双子というだけで比べられるから、名前くらいは関係ないものにしてあげたかった
・ただでさえ顔が似ているのに、名前まで似せなくていいと思った
・男女の双子だから、思春期に嫌がりそうかなと考えて、お揃いにはしなかった
・「漫才師みたいな名前で嫌だ」と言われる可能性を考えて、お揃いにはしなかった
・それぞれから1文字ずつ取った漢字2文字で意味を持ったり、名前を合わせて四字熟語になる名前を付けると、もし万が一片方に何かあった際、その欠落感をいつまでも引きずる可能性があるから
・「双子で字を共有した場合、運を片方に吸い取られる。親から1字もらうと、親と運勢を取り合うことになる。家系から1字もらうと、敷かれたレール以外の生き方をすると運を失うという」という言い伝えがあるから
関連付けない派は、個々を尊重したいという思いを持っている方が多いみたい
双子育児をする上で、個々を尊重するのは大切なことだよね
(3)研究者の言葉
双子の研究者は双子の名付けについて、どのように見ているのでしょうか。
一部の研究者たちは、関連付けに否定的な意見を持っているようだね
ちなみに、名付けをしたママさんからは、「似ていても似ていなくても間違える人はいつまでも間違えるし、覚えない人はいつまでも覚えないから気にしない」という声もありました。
団長はわかってても口から違う方の名前が出てきたりするし、ミハスの母は自分の息子の名前を甥一郎の名前で呼んだこともあるよ
3.双子の名前、どうやって決める?
双子の名前を関連付けるにしても関連付けないにしても、名付け方法はさまざまです。
実際に、双子パパ・ママは、どのように名付けたのでしょうか。
名前の例も載せていますので、是非ご参考に。
ミハス家の名付け方法はこちら(リンク後飛べます)
(1)2人に関連性を持たせる名付け方
・漢字を1文字、もしくは2文字揃える
優斗・優司、璃奈・瑠奈、恵梨佳・友梨佳など。
・字数を揃える
遼太郎・浩太郎、あかり・ひかりなど。
・部首を揃える
樹・楓、澪・渚など。
・真逆にする
友和・和友、理恵・恵理など。
・対になる漢字を使う
佐介・佑介、陽菜・月菜など。
・響きから考える
蘭・蓮、慶・麗など。
・2人の名前を合わせると熟語になるように考える
健太・康太、春香・風香など。
・2人の名前がしりとりになるように考える
栞・琉、美優・優希など。
(2)その他の名付け方
・パパ・ママの名前に関連づける
パパ:大輔⇒亮輔・圭輔、ママ:琴音⇒詩音・凛音など。
・パパ・ママの好きなものから考える
パパ:野球好き⇒翔斗・頼斗、ママ:音楽好き⇒奏・響など。
・アニメや漫画から取る
侑・治(ハイキュー!!)、かがみ・つかさ(らき☆すた)など。
・呼びたいあだ名から考える
ゆうくん・ようくん⇒雄平・洋平、なーちゃん・まーちゃん⇒奈緒・真緒など。
・生まれ月や季節から考える
夏:匠海・美波、冬:六花・真白など。
・上の子の名前と合わせる
也⇒雅也・倫也・信也、美⇒美嘉・美紀・美玖など。
・テーマを決めて考える
古風⇒大和・伊織、色⇒朱莉・琥珀など。
・苗字に合う運気のいい画数から考える
『綾部』さんなら、1字名で相性のいい画数は6画、10画…(本やサイトによって異なる場合があります)。
・使いたい漢字から考える
「たくさんの希望に溢れた人生になるように、男の子でも女の子でも「希」の字を使いたかった」
・漢字の持つ意味から考える
「『小さく産まれたけど、元気に育ってほしい』という願いを託せる漢字を探した」
・苗字とのバランスから考える
「多画数の苗字に少画数の名前を合わせると頭でっかちになったり、反対に多画数の名前を合わせると重たい印象になってしまうため、避けた」
・家族との相性が合うか画数か
「家庭円満でいたかったため、姓名判断で家族それぞれとの相性を見た」
・生まれてから顔を見て、インスピレーションで付ける
「事前に考えた名前がしっくり来ずに躊躇するよりも、顔を見てビビッとくる名前を付けたかった」
・昔から付けたいと思っていた名前を付ける
「小学生の頃から、「自分に子どもが生まれたらこの名前にしよう」と思っていた名前があって、それを付けた」
・第三者から提案を受ける
「『これ!』という名前が全く思い浮かばず、いろんな人から候補を挙げてもらってその中から決めた」
・予想外の展開からの名付け
「男の子同士、女の子同士でそれぞれ止め字揃えで考えていたが、実際に生まれてみたら男女のふたごだったため、考えていた名前の片方ずつを取り全然関連しない名前になった」
複数の名付け方を組み合わせて名前を考えたパパ・ママも多かったです。
お揃いにしたかったけど、しっくりこなかったり無理矢理感があって結局全然関係ない名前に。でもよくよく漢字を見てみると、どちらにも『王』の字が入っていてお揃いになっていた
という結果オーライのお話も聞かれました。
実は皇后陛下である雅子さまには双子の姉妹がいらっしゃいます。
お名前は礼子さん・節子さんで、お父様は恆さん、お母さまは優美子さんです。
5人の名前を合わせると「恆優雅礼節」になります。
恆の異体字は恒で、「恒に優雅に、礼節を尊ぶ」という意味が込められているのではないでしょうか。
家族全員の名前で1つの意味を成す。素敵ですね。
4.双子に名付けてみてどうだった?後悔していることとは?
悩みに悩んで付けた双子の名前。
実際に名付けてみての率直な感想を聞かせてもらいました。
「すごくいい名前を付けたと思っている!」という満足感に溢れた回答がたくさんある中で、「少し後悔している…」という声も…。
すでに名付けを終えた先輩方の注意点として、目を通しておかれるといいかもしれません。
・1字目を揃えたが、短縮するあだ名を付けられないことに不便を感じた
夏菜・夏美で、どっちも「なっちゃん」になってしまうなど。
・読み3文字の名前で1字目だけ変えたが、聞き間違いや言い間違いが多い
加奈子・菜奈子など。
・読み3文字の名前で2字目だけ変えたが、呼び間違えてしまう
真美子、真希子など。
・清音と濁音の1字違いにしたが、とてもまぎらわしい
みつき・みづきなど。
・読み方が似ているため、名前を呼ばれた時に「どっち?」と2人とも振り向いてしまうことがある
羽菜・紗菜など。
・漢字までそっくりな名前をつけた結果、母子手帳や保険証を出す時にぱっと見で判断できずに毎回凝視する羽目に
和貴・知貴など。
・アイデンティティに配慮して止め字をバラバラにした結果周囲の混乱を招き、漢字を覚えてもらいにくいし間違えて書かれることも多い。夫でさえ記名の際に一瞬考えることがある
陽斗・悠人など。
・1字目の書き出しの部首や漢字を親の名前と同じにしたところ、子供の名前を書いてるときにうっかり親の名前を書いてしまう
パパ:洋太⇒涼太・浩太、ママ:千秋⇒千穂・千夏など。
一方で、
双子感ある名前にも憧れたけど、二卵性だし余り仲良くない(現在6歳)からバラバラで結果的には良かった
名前順を意識して名付けたが、顔の印象が逆だったらどうしようかという不安があった。しかしそれが今ではすごくしっくり来て、育つと一層その名前らしくなって来た
という感想もありました。
多少後悔があったとしても、子どものことを想って付けた名前に変わりはない!
5.双子の名付けで配慮したことは?
双子育児の先輩であるパパ・ママに、名付けで配慮したことを教えてもらいました。
双子だけでなく、単胎児や兄弟児の名付けの際にも参考にされてくださいね。
(1)双子ならではの配慮
・聞き分けしやすく、言い間違えをしないように、共通の漢字以外では母音が重ならないよう配慮した
元気・勇気、華子・麗子など。
・2人の名前をあわせて呼びやすいように順番を意識した
翔・凌、玲央・理央など。
・保育園や幼稚園では1字目を略してニックネームが付けられることが多いため、2人の呼び方がかぶらないようにした
蒼馬・春馬、あかり・ひかりなど。
・同じ漢字を使っているが、ニコイチ感を出し過ぎないように読み方を変えた。ひらがなで書いたり名前だけ聞くと、お揃いのようには感じない
広人・広大、里美・絵里など。
・先に生まれた子の方が、五十音順で先に来るようにした
これについては複数の意見がありました。
「出席番号は五十音順であることが多いため、学年に1クラスしかない場合や同じクラスの場合、五十音順と兄弟順が別だと少しややこしい」
「五十音順は逆だが、特に支障はない」
「名前だけは後から生まれた子を先にしてあげたいと考えて、あえて逆にした」
・イニシャルが別になるようにした
「何か印をつけたい時に、ささっと書けるアルファベットは便利」
「イニシャルも先に生まれた子が先に来るようにした」
・万が一に備え、男男、女女、男女の3パターンを考えた
「性別について確定はできないと言われたため、念のために」
「実際に生まれてみたら違ったという話を聞いたことがあったから」
(2)単胎児と共通の配慮
・からかわれやすい名前を避けた
例えば、「環」は素敵な名前だが、学生の頃は「たまきん」とあだ名を付けられた女の子がいてかわいそうだった。
・読みにくい漢字を避けた
例えば、「佳」は「か」「けい」「よし」など、読み方がたくさんあって一発で読んでもらえない可能性があるため避けた。
・間違えやすい漢字を避けた
例えば、「紗」と「沙」などの部首違いで同じ読みのもの。
・海外での読みを意識した
例えば、「ジュン」さんはヘボン式で「Jun」と書くが、これをスペイン語で読むと「フン」となる。
スペイン語の「J」は日本語の「は」行で発音し、「Y」は「じゃ」行で発音するため、「山田」さんをヘボン式のままスペイン語で読むと、「ジャマダ」さん。
・外国語で悪い意味にならないかを調べた
例えば、「ミコト」や「コトミ」という名前はドイツ語で「私の糞」という言葉に聞こえてしまうそう。
・画数の多い漢字を避けた
書類を書く時に大変、テストの時に面倒、これから自分が何にでも同時に二人分記名しなければならないことを考えて、出来るだけ名前の画数少なくした。
・性別はお楽しみにしていたため、男の子でも女の子でも使用できる名前を考えた
なつき、のぞみ、みずきなど。
6.双子の名前、いつから考えた?
では、先輩パパ・ママが名前を考え始めた時期はいつ頃だったのでしょうか。
・昔から「ふたごだったらこの名前にしたい」という考えが頭にあって、それを付けた
・ふたご妊娠が判明してすぐに考え始めた
・戌の日のお参りを機に考え始めた
・子どもたちがお腹の中で成長して生命の危機が少なくなるくらいの体重まで名前は決めず、妊娠後期になってから考え始めた
・顔を見てからじゃないと考えられなかった
みなさん、それぞれのタイミングで考え始めたようです。
ミハスは性別が確定した週から考え始めたよ
7.どちらにどの名前を付ける?
名前を2つ考えたものの、性別が同じ場合にはどちらにどの名前を付けるか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
みなさんがどのように付けたのか見ていきましょう。
・五十音順で付けた
・五十音順で付けようと思っていたが、顔を見て名前を付け替えた
・先に決定した名前を先に生まれた子、次に決定した名前を次に生まれた子に付けた
・エコーですでに顔の違いがハッキリしていたため、合うと思った方をそれぞれ付けて、産前から呼んでいた
・いくつかの名前を用意しておき、生まれたその時に顔を見て候補から選んだ
ミハスは五十音順で付けたけど、案外しっくり来てるよ
8.双子の名付けに関する注意点
双子の妊娠・出産では、想定外の事態が起こることも珍しくありません。
ここでは、名付けに関して注意しておいた方がよい点を3つ挙げます。
・双子は早産になりやすいため、早めに名前を考えておく
「産後すぐにNICUに入ったため、未熟児医療の手続きが必要になり、名前を早く決めるよう急かされた」
・双子は早産になりやすいため、名前に季語を入れる場合には留意しておく
「誕生予定の季節にちなんだ名前を付けようと考えていたが、3ヶ月の早産になり、想定していた季節生まれにならなかった」
・必ずしも医師の判断した組み合わせで生まれてくるとは限らないため、想定とは違う性別の名前も考えておく
狭いお腹のスペースに2人も入っているため、胎児の体勢が固定されて性器が見えづらく、妊娠中に告げられていた性別と異なることもあるようです。
一卵性は片方の性別が確定すればもう片方の性別も確定するけど、二卵性だと性別判定の間違いも起きやすそう
9.双子の名付けに対する周囲の反応
双子の名前をお披露目した時の周囲の反応について尋ねると、関連付けた派と関連付けなかった派で結果が大きく分かれました。
関連付けた派では批判的な反応をされた方は少なかったのですが、関連付けなかった派では、下記のように言われた経験がある方も多くいました。
・「全然双子っぽくないね」
全く関連のない名前にした結果、名前を尋ねてきた人からガッカリしたような反応をされて嫌な思いをした、複雑な心境になるという経験を持つママもいました。
・「双子なのにもったいない」
双子の親が思う以上に双子への先入観は強く、一人一人の名前の由来よりも、「双子」というセット感に期待を持っている人もいるようです。
・「覚えにくい」
双子と言えば「マナカナ」を思い浮かべる人も多く、名前のつながりや関連性などがないと二人同時に覚えにくいと考える人も。
名前の似ている双子が周囲にいたり、マナカナやザ・たっちなどの双子芸能人を見ているからか、「双子=名前は似ているもの」というイメージはあったなぁ
10.名付けに対する双子の気持ち
ここまでは、名付ける側の目線でのお話でしたが、実際に名付けを受けた双子はどのような気持ちを持っているのでしょうか。
名前に関連があるか・ないか、満足しているか・不満に思っているかで回答をまとめてみました。
(1)関連あり・満足派
・相方との絆を感じることができて気に入っている
・名前に関連性があると、周囲から覚えてもらいやすくてよかった
(2)関連あり・不満派
・ただでさえセットで扱われることが多いのに、名前でもセット扱いされて嫌だった
・セットで呼ばれることで、自分はいなくてもいい存在なのではないかと思った
(3)関連なし・満足派
・相方と仲がよくないから、名前が似てなくてよかった
(4)関連なし・不満派
・周囲から「双子なのに名前は似てないんだね」と言われることが多くて嫌だった
(5)その他
・「双子だから揃えたい」という理由じゃなくて、親の願いがこもっているなら揃っていても揃っていなくてもどちらでもいいと思う
・一人一人の個性を大事にしてくれるなら、関連があってもなくてもどちらでもいい
相方との親密度や、個々を見てほしいという気持ちの強さの違いによって、受け止め方も異なるのかなという印象
11.おわりに
2人分同時に名付けることのプレッシャーと難しさを感じた方、感じている方も中にはいらっしゃるかもしれません。
私自身もそうでした。
でも、考えに考え抜いて付けた双子の名前には愛着があり、とても気に入っています。
名付けに際し、配偶者や実家、義実家と揉めたり、批判を受けることもあるかもしれません。
できることならば、子どもたちへの影響を考えた上で、子どもたちが「自分の名前が大好き!」だと胸を張って言えるように、親であるパパ・ママの双方が納得出来る形になるといいですね。
この記事が、素敵なお名前探しの参考になれば幸いです。
もし、ここに載っていない名付け方をした方がいらっしゃいましたら、DMやコメントもらえると嬉しいです♡
長くなりましたがこのへんで。
それでは!
<名前が決まったら、お七夜に間に合うように命名書のご注文を忘れずにどうぞ!>
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